アトリエ通信(日記)

2021-02-03 23:09:00

テラスハウスとか他にどんなのあったか忘れたけど、ああいう感じの番組が好きでよく観てたんだけど、好きな人ができたとして告白するかどうかとか悩むときに、ほとんどの人がその人と付き合えるかどうかとか、自分のことを好きかどうかとか、結婚できるかどうかとかの答えがはっきりとわかってないと告白しないという雰囲気だったなぁというのをふと思い出した。今思うと、すごく違和感を感じる。当時はそこまで思ってなかったけど。見返りがないと愛を表現することが怖いんだろうな。未来に続いていないとだめなんだろうな。恋愛に限らずだけど、先がないからという理由で心惹かれたことを止めてしまうのはすごくもったいないなと最近思うようになった。どう考えても先がないことだったとしても、心惹かれたり魂が震えたということは、それが自分にとって、自分の人生にとって、大切なことだということ。だから未来だけを見て、今を諦めないようにしたい。感動した感覚だけはずっと残る。記憶から消え去ったとしても、その感覚だけはずっと残る。もうそれでいいじゃないかと最近思う。たとえ、後ろ指を刺されるようなことだったとしても、死ぬ間際にきっと思い出してにやけることができると思う。真っ当に生きていって冒険できなかったなという後悔は悲しい。今この瞬間の感覚を優先して生きていけば、真っ当に生きれなかったとしても後悔しない。だって私は今、後悔していないからだ。自分の人生を最初から最後まで知っているのは自分だけ、もし知る人がいれば、最低な人生ですねと言われそうな人生だったけれど、私は意外と楽しく過ごしてきた気がする。そして、今も、他人から見れば、最低な生き方の方を選んで進んでいるのだけれど、これはこれで楽しいのだ。